インダストリー4.0に必須のCPSをご存知ですか?
インダストリー4.0はご存知ですか?
突然ですが、インダストリー4.0という言葉はご存知ですか?最近よく耳にする言葉なので、「なんとなく説明できるぞ」という方も多いと思います。
では、CPS(サイバーフィジカルシステム)はご存知ですか?私は正直知りませんでした。
しかし、CPSを導入した「スマートファクトリーの実現」がインダストリー4.0の肝心要なのです。是非ここで理解してください!
CPS(サイバーフィジカルシステム)とは
読んでも全くイメージできない言葉ではありますが、要するにサイバーとフィジカルの両方を積極的に活用することを指します。
サイバーとは電脳空間で、フィジカルとは現実世界のことを意味しています。
まだわかりにくいので、実際の流れで説明します。
①現実世界の動き(ヒト・モノ・なんでも)をデータ化します
②データ化したものをサイバー空間(デジタル空間)で分析したり、実験したり、シミュレートしたり、処理したりします。
③結果を現実世界にフィードバックします。
ここでのポイントは②です。今までの物づくりやサービス活動には、②がほとんどなかったのです。
なぜほとんどなかったのかというと、インターネットが未発達だったことと、安くて高性能なセンサーがなかったためです。
逆に、インターネット及び情報通信網が発達して、安価で高性能でIoT機能を持ったセンサーが手に入る現在では、CPSが可能になってしまったんです。
「なってしまった」という書き方をしたのは、このCPSの有無が途方もなく大きくなってしまうからです。
以下で説明します。
CPSを取り入れていると、仮想空間でいくらでも試験や実験のシミュレーションができます。
イメージすると、こういう感じです。
同じ結果を得るのに時間面でも資金面でも人材面でも大きな差がでてしまいます。
この差が品質と金額の差になります。
まとめ
上記はかなり極端な例ではありますが、高品質と高信頼性が一気にコモディティ化していくと考えられます。CPSの有無は企業の生死を分けると言っても過言ではないでしょう。
この差が予見されるので、最先端を行く企業や国家がインダストリー4.0を重要視するわけです。
「こんなのまるでSFの世界じゃないか」と思ってしまいますが、SFの世界はもう始まっています。例としてはアメリカ海軍では、レーザー砲が登場してミサイルや無人機を確実に低コストで撃ち落とすことが可能です。他の国にはまだない技術です。軍事に限らず、技術の差が私たちがわかるレベルで至る所で現れています。
SF的なIT化は必須の時代です。しかし一気にはできません。
まずは身近な領域からIoT機器を導入したり、RPAやITシステムを導入するなどして、一歩ずつデジタル化を進めていきましょう。
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