2020年10月23日

オリンピックでもオープンイノベーション!下町ボブスレープロジェクト

投稿者: kgi_admin

オリンピック競技ボブスレーはご存知?

ボブスレーは冬季五輪の競技種目であり、欧米では伝統と人気のあるスポーツです。欧米の強豪国では企業や国が総力を挙げて開発したソリで勝負を競っています。

近年アメリカ代表のソリ開発はBMWが支援し、イタリア代表はフェラーリが協力しています。車で有名なメーカーがサポートしているとは驚きです。

下町ボブスレーとは、大田区の小さな町工場が中心となり、世界のトップレベルへ挑戦する日本製のソリを作り、産業のまち大田区のモノづくりの力を世界に発信しようというプロジェクトです。

凄いぞ下町ボブスレー

下町ボブスレーネットワークプロジェクト(したまちボブスレーネットワークプロジェクト)は、東京都の大田区の町工場が中心となりボブスレーのソリを開発し技術力をアピールするためのプロジェクトである。 

2011年に始動した。協力企業は延べ100社以上にのぼる。町工場側の開発はソリのフレームのみとなる。

協力企業が延べ100社以上となる一大プロジェクト。平昌オリンピックでのジャマイカ代表チームとの事件は記憶に新しい出来事です。
4,000もの町工場がひしめくモノづくりの街大田区。各工場には卓越した職人技が蓄積され、町工場の横のつながりで、匠の技によって作り上げられた「下町ボブスレー」は正に町工場のオープンイノベーション。

小さな町工場でも、みんなが一丸となって協力して取り組めば、世界が注目するBIGプロジェクトができることが証明された一例です。

大企業から中小零細企業まで、チャンスはまだまだあると思いますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

オープンイノベーションをする方法

オープンイノベーションにはいくつか方法がありますのでいくつかご紹介したいと思います。

1、企業×企業のオープンイノベーション

トヨタ自動車、KDDI、大阪ガス、東レ、日産自動車、味の素、デンソーなど多くの企業がオープンイノベーションへの取り組みを増やしています。

大手企業の企画案に参加するのも一つの方法となります。

また、自社の苦手とする分野をスタートアップ企業と組んで行うのも方法となります。

2、産学連携のオープンイノベーション

産学連携の分野では科学技術振興機構が積極的に産学連携に取り組んでいます。その例として、科学技術振興機構では、大学、公的研究機関および科学技術振興機構の各種事業により生まれた、研究成果の実用化を促進するため、「新技術説明会」を開催しています。また、科学技術振興機構ではイノベーション・ジャパンとよばれる展示会を毎年夏に開催していますので覗いてみてはいかがでしょうか。

他にも各大学でオープンイノベーションとして研究発表してビジネスパートナーを求めていることもあります。

3、自治体や行政とのオープンイノベーション

大阪ではイノベーションハブ、横浜ではオープンイノベーション・プロジェクトなどがあり、経済産業省はオープンイノベーションアリーナ構想を、日本再興戦略の一環として推進し、オープンイノベーションの国際化を推進しています。

4、IT企業、IT技術とのオープンイノベーション

いわゆるIT化、IT企業との連携です。

まとめ

さて、オリンピックでオープンイノベーションをご紹介しました。

下町プロジェクトとオープンイノベーションは正に社会にイノベーションを起こしていることがわかりました。

中小零細企業でも信頼できるパートナーとアイデアで新しい取り組みができるのがオープンイノベーション。

新商品開発や新規事業で手詰まりを感じている企業、アイデアはあるが事業化で悩んでおられる企業等々

オープンイノベーションで活路を開いてはいかがでしょうか。

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