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2020年9月18日

ホームページ制作で失敗しない方法

投稿者: kgi_admin

現代では我々の生活の中にインターネットはかかせないものとなっています。今となっては高齢の方でも、簡単にSNSやその他のインターネットを使いこなせるようになっています。SNS、ブログ、ホームページの閲覧は誰もが生活の中で当たり前にやっているのではないでしょうか?

調べ物もすべてインターネットでできるようになりました。一方で、同じようなホームページが溢れています。この状況で「人々が求めるもの」は、正確さはもちろんのこと、いかにそのページが分かりやすく、閲覧しやすいかという点であろうと私は思います。

 私達は時代の移り変わりと共に営業や宣伝などの方法を試行錯誤しながら変えてきました。今の現代社会ではホームページがないと新規顧客の獲得はできないといっても過言ではありません。

しかしながら、的外れなホームページを作ったところで新規顧客はおろか既存顧客まで失ってしまうことになるかもしれない。では、失敗しないホームページを作るにはどうするべきなのでしょうか?

失敗しない為の要点

図 17

まずは失敗しない為の要点を3点程紹介したいと思います。

①ホームページ制作の目的を明確にし、ターゲットを割り出すこと

ホームページをなんの為に制作して、それを何に結び付けたいのか、そこを明確にしなくてはいけません。定まらないままではそもそもターゲットを割り出すことすらできません。

そして、ターゲットを割り出すことですが、ペルソナを用いる方法が効果的です。ターゲットは女性、男性などの大きな枠でしかありません。ペルソナはさらに細かく20代の美容師の女性や10代の学生で男性のようにもっと細かく設定します。

そして細かく設定することで、よりそのターゲットの目にとまりやすいホームページを制作することができます。

②デザイン、文章に一貫性を!

 上記の通りにターゲットや目的を明確にしてせっかくホームページを制作しても、デザイン・文章に一貫性がなく見辛いと閲覧する気がなくなってしまいます。

 例えば高齢の利用者をターゲットに絞っているのに、文字や画像が小さく見えにくい、クリックして欲しいページへのリンクが小さすぎる、など利用者の立場や利用の仕方に寄り添っていないレイアウトでは顧客の獲得はできません。

高齢の利用者がターゲットなのであれば、文字を大きくし、重要な点はさらに大きく、画像を入れつつ分かりやすい説明を入れる、クリックして欲しいページがある時は説明をしっかりした上で分かりやすい位置に設定する、などの工夫が必要です。また背景と文字とのコントラストをしっかりつけなければ、高齢者には読みにくくなってしまいます。

10代20代の利用者がターゲットなのであれば、スマートフォンユーザーだけに絞って、画像で分かりやすく説明を入れ、文章は無駄にズラズラと入れない、色を使いすぎて集中力がいろんな所に飛ばないようにしましょう。

このようにそのターゲットに合ったレイアウト制作を心掛けなければいけません。

自分の作りたいものを作りたいように作ることも大事なことですが、そもそもの目的を見失ってはいけません。

ターゲットごとに分かりやすく見やすいホームページを利用者の立場になって考えましょう。

③不正確な内容、間違った内容を記載するのはやめましょう。

 一番気を付けなければいけないところだと言えます。

企業である以上、責任は作った本人だけの問題ではなく会社の問題となります。曖昧な内容や不誠実な内容を記載すべきではありません。

よく調べて確認し、正確で誠実な内容を記載できるように心掛けることが大事です。

良いホームページが必要な理由

ホームページ作成で失敗してはいけない理由をいくつか出してみましょう。

図 18

・会社のレベルが問われる

そもそも、よく知らない、分からないから利用者は調べてホームページに来ています。結局分からないままでは会社自体のレベルが低く、親切ではないと利用者が感じてしまうことになります。

そこから不信感に繋がってしまうことだってあり得ます。

・目的が達成できない

ホームページを制作しても目的にそったものでなければ意味がありません。

せっかく訪問してきてくれたお客さんです。意図した通りのアクションをお客さんがとってくれなければ、意味がありません。

極端な例を挙げます。

ホームページをみてくれたお客さんが、その会社に見積もりの問い合わせを入れてくれる、という目的があったとします。

そのページに「お問い合わせはこちら」という場所がなく、問合せを入れる方法が用意されていなければ、意味がないわけです。

そうならない為の事前準備が必要です。

訪問してくれたお客さんにどんなことをしてもらうのかを目的として、それを達成するための仕組みが必要です。

失敗談

図 19

ここで失敗談を見ていきましょう。

例1)

Aさんは工務店を経営しています。新規の顧客を獲得するためにホームページを制作しようと思いましたが、Aさんはホームページ制作の知識がありませんでした。

ホームページ制作会社に依頼しようにもその料金は高額だったので、Aさん自ら製作することになりました。

素人のAさんは多忙の中、試行錯誤を繰り返しやっとの思いでホームページを完成させました。素人のAさんが作ったホームページはレイアウトがわるく集客にはつながりませんでした。

そこから何度もやりなおしたのですが、どれも集客にはつながらず。どうしていいのか分からないまま、放置されています。

これを見て分かる通りレイアウトが悪いと利用者は閲覧しても利用しようとはおもいません。

努力は利用者には見えません。レイアウトが悪いと手を抜いていると思われてしまうのです。

例2)

Bさんはホームページ制作会社を経営している友人に自社のホームページ作成を依頼しました。

かなりの破格の値段で、その上更新も無料でやってくれるとのことで条件もよく最初はよかったのですが、どうにも集客に繋がらず修正を依頼しました。

しかし、修正をしてもうまく集客に繋がらずその内に友人に修正を依頼するのが申し訳なくなってしまい、依頼できなくなりました。

別の業者に頼もうにも友人の手前依頼しづらく、結局ホームページは手付かずで放置したままです。

Bさんは友人に依頼したようですが、友人に依頼すると失敗した時に別の業者に頼むことが難しくなってしまいます。

例え破格の金額だったとしてもビジネスです。よく考えてから依頼しましょう。

ホームページの随時更新

ホームページは現代社会では集客の為に必要なツールです。活用して新規顧客を獲得しましょう。

 目的、ターゲットを明確にしたうえで、他の同業種のサイトを閲覧してレイアウトを練ってから自社制作か委託するか考えましょう。

よく考慮したうえで制作しなければ、ホームページだけの失敗ではなく、会社自体にも影響が出ることがあります。

図 20

 ホームページは作って終わりではありません。運用においていかに集客できるか、随時更新し、集客効果が高い状態を維持することが最重要です。

また、利用者が安心して利用できるようにセキュリティー面の対策も必要になります。

ホームページに広告を載せることも可能ですが、広告が多すぎて見辛くなってしまうと、利用者が安心して閲覧できるホームページとは言えません。

本来の目的を見失うことなく、随時更新しながら運用しましょう。

まとめ 

ホームページは制作時のみならず、制作した後の運用段階においても常に新しい情報を発信することが重要です。

また、常にメンテナンスを行いユーザーの関心度を計測しながら発展させていくことがベストと考えます。

目的を明確にして運用を行い、素敵なホームページを作り、新規顧客を獲得しましょう。

今回は失敗しないホームページについて紹介しましたが参考になったでしょうか。

KG-Innovationについて

図 39

中小企業のIT化をサポートすることを目的としてサービスを提供しています。

オープンイノベーション・IT共創事業をお考えの企業様へのサポートと、事業を始めるために必要なツールをDX事業として展開し、『何から始めたら良いの?』とお悩みの中小企業様の支援が出来る体制を整えています。

・新規事業立案

・新規事業のwebシステム開発

・ホームページ制作

・MAツールによる集客

・RPA(事務ロボット)による業務の効率化

・ERP(基幹システム)による生産性向上など

中小企業様への支援用ツールの多さが魅力です。